第13夜 「オー・ブラザー」 (映画)

脱獄した三人組が捕まる前に隠しておいた宝を探して珍道中を繰り広げる映画です。
正直に言いますとこの映画はまったくのノーチェックでした。
劇場で予告編も見ましたが「それなりに面白そうだなぁ」ぐらいでそれほど私好みの映画だとも思いませんでした。
制作担当akiu氏および我らがosa氏の両名がこのオー・ブラザーを見に行くという話をIRC上でしていたので、予定も空いてるしミニシアター回数券に便乗して強引に押しかけ一緒に観に行ったという次第なのですが……。

まあ勿体つけることでもないですし感想からささっと書いてしまうと、面白かったです。しかもかなり。
無駄なシーンがまったくない、というのが観てて強く感じたことです。どのシーンもちゃんとした理由があってそこに存在していて、さらに一つ一つのシーンにセンスが感じられるために、観ていて飽きないのです。
あとは意見が分かれるとしたら全体の雰囲気が好みに合うかどうかってところでしょうか。コメディは苦手という人もいるようですし。

なんとなく書くことがなくなってしまったので後はakiu氏の言葉を紹介。
「いろいろ隠れたしかけとか暗喩とか多そうで、そこらへんを探るのは面白いんだけれども、それを探らなくても面白いというのは彼等の実力だと思います」


文責:柚木千夜

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