コンパク


2001年11月


11月04日(日)

ワカナ堂(金町)

Glen Gould "Bach : The Goldberg Variations"
えっとクラシックです。オーケストラは多分好きではないですが、ピアノなら聴けます。これはとあるスヌーザー掲示板で少し話題になっていたので、聴いてみたくなったわけです。だって、「グールドが弾くとクラシックはダンス・ミュージックにもなる」とか言われたら聴かざるを得ないじゃないですか。私は知らなかったんですが(恥ずかしい)なんだか「鬼才」とかいう冠がつく超天才だそうですね。
まあそういう言葉に弱いのがボクですが、これはホントに素晴らしい! 素晴らしい! やられました。特に終盤は圧巻です。他のピアニストを知らないので比較対象がないのですが、すっかりファンになり気です。


11月06日(火)

TOWER RECORDS(新宿)

『スーパーゼビウス/ナムコ』
Book-off(高田馬場北店)

Hi-Standard 「Love is a Battlefield」 (古)
Satie "Piano Works Vol.3" (古)
入手先非公開

Air "The Virgin Suicides"
Mo Solid Gold "Brand New Testament"
スーパーゼビウス素晴らしい。細野晴臣監修がどの程度までかは分からないけれどもそれはさておき素晴らしいよ。ゲームの音を音楽にまで昇華した傑作。
ハイスタとサティを同時に買うというのは良く考えると面白いなあと後で思いました。ハイスタは外に出るような意外性は無いけどもバカ騒ぎするにはまあ良いかと。
エールは1stが苦手だったのですが、1stと2ndの間にあるこの映画のサントラ盤は好きです。良い音が鳴っている(映画はつまらないが)。モ・ソリッド・ゴールドは奇妙な感じで面白い。UKっぽくなよっとしたバンドでありながらヴォーカルが思いっきりソウルフルな黒人で意外な取り合わせ。


11月08日(木)

TSUTAYA(金町)

広末涼子 『RH REMIX』 (R)
pizzicato five 「voyage a tokyo ep」 (古)
HOFF DYLAN 「MY THING」 (古)
THE HIGH-LOWS 「ローリング・ジェット・サンダー」 (古)
THE HIGH-LOWS 「FLOWER」 (古)
GO!GO!7188 「ジェットにんぢん」 (古)
GO!GO!7188 「むし '98」 (古)
広末涼子のリミックスは岸田繁(くるり)、ティム・ゲイン(ステレオラブ)などちょっと気になっていたので借りてみた。革命は起きなかった。いつだって過度の期待というのは外れてしまうものなのだ。
ほかのシングルは3枚100円であった。もうすでに棚に入らないのだが思わず買ってしまうもうどうにもならん。前回の一気買いよりはいくぶんマシであった。ホフディランにはKAGAMIのリミックスが偶然入っていてこれは掘り出し物。ハイロウズ、ゴーゴーなどは期待を裏切られるようなことは無い。


11月09日(金)

COCONUTS DISK(池袋)

PEALOUT 「SOUL RIDER」 (古)
THE BACK HORN 『人間プログラム』 (古)
どうやら先週は20%引きであったらしいココナッツ・ディスク。そういう時に限っていかないんだよな……。ピールアウトは以前からココに並ぶのを待っておりました。カコイイですね。バックホーンはシングルで聴くといい感じなんですがこういった絶叫歌モノ系を10曲も続けられると聴く方がまいってしまうなぁと思いました。全体的に真剣に取り組み過ぎのような気がするです。


11月10日(土)

入手先非公開

ソウル・フラワー・ユニオン 『カムイ・イピリマ』
ソウル・フラワー・ユニオン 『Electro Agyl Bop』
正直1stのころは良くないような気がするよ……。2ndは好きです。「エエジャナイカ」は本当に名曲ですね。あと「海行かば山行かば踊るかばね」。


11月13日(火)

TSUTAYA(新宿)

SOUL FLOWER UNION 『WINDS FAIRGROUND』 (R)
Echo and The Bunnymen "Songs To Learn and Sing" (R)
ソウルフラワーええのー。フジロックのオープニングでかかった曲がものすごく印象に残っていて探していたのですが、このアルバムの「ロンドン・デリー」という曲でした。サビでの突然の変調やリズムの変化があって心地よいです。エコバニはまぁどれも似ているっす曲が。そんくらい。


11月15日(木)

TSUTAYA(金町)
中谷美紀 『私生活』 (R)
EGO-WRAPPIN' 『満ち汐のロマンス』 (R)
中谷美紀すごいね。音が。御法度のサントラみたい(誉めてますもちろん)。さすが坂本龍一。
ちまた(いわゆる音楽を嗜好品みたいなとらえ方をする人々)で今年初め頃何かと話題になっていたエゴ・ラッピンですが、先日観た「ピストルオペラ」という映画に「サイコアナルシス」が使われていて思いの外良かったので借りてみました。で、結局あれは映像との相乗効果であったことが発覚したわけです。アルバム全体がジャズというかムードというか生演奏っぽさを前面に押し出しすぎていて、ボクとしてはなんだかなぁという印象が残りました。いや曲は全然悪くないけど。


11月17日(土)

入手先非公開

The Who "BBC Sessions"
Super Furry Animals "Fuzzy Logic"
Super Furry Animals "Radiator"
Super Furry Animals "Out Spaced"
ファーリーズはちょっと聴いた感じではジャンル無視のひたすら快楽重視の音楽といった趣で好感。ザ・フーはやっぱりすごいドラムです。


11月22日(木)〜23日(金)

リキッドルーム(新宿)

club snoozer
今年の4月から6回連続参加のクラブ・スヌーザー。7回目にしてようやく我々は前売チケットを入手し特権階級の仲間入りを果たした。これでオープニングから入れるぜー。
準備遅れて1時間待たされる。
しかも最初はダブだ。ダブ。ダブじゃ踊れねー。ダブ・ピストルズっていうバンド名で全然ダブでなかったのには笑えたけど。徐々にダンス系が増えていき、今回のゲストその1、アフロポリス登場。アフロ。そしてダンス。そして苦手。フジロックで見たDUB SQUADに印象がそっくり。クラブ系電気グルーヴとでもいえば良いのか。苦手。
アフロポリス退場後いきなりリガージテーターでテンション上がりまくる。ロック系の曲が増えてきてそれなりに人が増えてきたところでゲストその2、コ・フュージョン登場。最高。リズムが多層的で面白いこと、それでありながら盛り上がりをちゃんと良いところに持ってきて観客とコミュニケートしようとしていること、この2つが最高。
そしてタナソウ登場。今回はブラック色強し、という感じだった。マイケルとかマーヴィン・ゲイとか。全体的にバキバキ踊るというよりは楽しくゆったりした感じでした。ソウルフラワーの「世紀のセレナーデ」がベスト選曲。
来月も行きます。日程カツカツですが。徹夜上等。


11月25日(日)

入手非公開

Andres Segovia "Best Collection"
Glenn Gould "Bach : The Six Partitas"
Glenn Gould "Bach : English Suites (Complete)"
Glenn Gould "Bach : French Suites Complete & Overture in the French Style"
グールドをとある筋から入手。セゴヴィアはギターです。どっちもそれなりに聴きこんでみようと思います。


文責:akiu

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