コンパク


2001年03月


3月3日(土)

TSUTAYA(金町)

電気GROOVE 『ORANGE』 (R)
電気GROOVE 『VOXXX』 (R)
電グル一気聴き(全部ではないが)。ついでに弟から『A』を借りる。でも今聴くと『A』はあまり良くないな。途中でミラーマンの歌詞が入ってるところはビックリしたけど。「目だ! 目を狙え!」


3月6日(火)

ワカナ堂(金町)

The Divine Comedy "Regeneration"
プロデューサーがナイジェル・ゴッドリッチと聞いたらもう買うしかない! というわけで購入。正直な話不安でした。全然音が想像できなかったから。でも良かった。JJ72なんて聴いてる場合か!(↓のこと)


3月7日(水)

CLUB QUATTRO(渋谷)

JJ72
番外編ということでライブのお話。とりあえずライブで絶対出ない音域で歌を作るのはどうなんでしょう。声枯れてました。もちろんこれは一面的な批判かもしれないけど、声が出ないことが悪さに直結してしまうようなバンドなので。あと私はリズムが単調な曲だとすぐに飽きてしまうことに気づきました。ウンタタウンタンとか手拍子できるんですよ! 何てことでしょう。


3月09日(金)

ワカナ堂(金町)

Daft Punk "Discovery"
シングルが大ヒットし、ついに待望のアルバム発売。当然購入。彼らはダンス・ミュージックってのが、楽しいけれど刹那的であることを十分に自覚している。だからこそ'One More Time'と歌い続けるわけ。だからひたすら楽しいけれども、なぜか泣けてしまう。様々な原初的感動がいっぺんに押し寄せてくる、とんでもないアルバム。ヒーリング・ミュージックというくくり(あくまでも曲自体ではなくてそれを「癒し」という言葉でまとめてしまう今の世の中のことね)に嫌悪感を抱いている私にきれいにヒットしました。大傑作。


3月10日(土)

TSUTAYA(金町)

サニーデイ・サービス 『LOVE ALBUM』 (R)
電気GROOVE 『イルボン2000』 (R)
サニーデイを今までほとんど聴いていなかったので、逆にさかのぼってみようと企画。楽しみ。電グルはライブアルバム。ライブアルバムって良いよね。聴衆との距離がダイレクトだから、アーティストが楽しんでるのがよく分かります。たとえそれが悪ノリで内輪的であったとしても(あ、別にこのアルバムがそうだって訳じゃないよ)。


3月16日(金)

TSUTAYA(金町)

サニーデイ・サービス 『FUTURE KISS』 (R)
SOPHIA 「進化論」 (古)
『LOVE ALBUM』を聴かされたことで私の世界を変えてしまったサニーデイ。もう最高です。以下、歌詞カードに書かれていた曽我部さんの文章をご覧下さい。
ぼくたちはある日、気の向くままにこのライブを計画し、そしてある晴れた日にそれをなんとなく実行しました。当日、簡単な機材を並べた幼稚園の小さな運動場には、初夏の鮮やかな陽射しが降りそそぎ、ぼくたちの機材も、そしてオーディエンスである若い世代の友人たちも、とても熱くなってしまいました。おかげでみんなゆっくりとメロウなトランス状態に入っていった。3曲目のスライ&ザ・ファミリーストーンの歌の頃には園児も全員踊っていたようです。それに丸山晴茂が操作するリズム・ボックスは曲がはじまると毎回ゆっくりとテンポが落ちていきます。これも初夏の太陽のせいであります。
このCDを春の陽気でぽかぽかとしていた旅行帰りの車の中でかけたとき、心の中が満たされていくようななんともいえない幸福感に包まれました。ぼくたちは今確かに生きていて、そしてこれからも生きていける、そんなことを考えました。最近ぼくがよく口にする、ゆるやかな革命という感覚とまさにかみ合っていました。次週のコンパクはすごいことになる予感。


3月17日(土)

入手先非公開

Green Day "Warning:" (R)
Manic Street Preachers "Know Your Enemy" (R)
去年何で聴かなかったんだランキング第2位のGreen Dayようやく聴けました(1位はもちろんサニーデイ)。マニックスは期待です。何しろ題名がすごいので。ちなみに前作の題名は"This Is My Truth Tell Me Yours"。なんなのでしょうこの変化は。ちなみに入手先は秘密です。書くとあまりよろしくないということで、ご察しください。


3月19日(月)

TSUTAYA(金町)

サニーデイ・サービス 「INTERSTELLAR OVERDRIVE EP」 (R)
サニーデイ・サービス 「COSMIC HIPPIE」 (R)
サニーデイ・サービス 『24時』 (R)
サニーデイ・サービス 『MUGEN』 (R)
なぜかオフィシャルの歴史から消去されているらしいメジャーデビューEPを2枚入手。聴いてみて納得。良し悪しはともかく若くて恥ずかしい。「俺達はフリッパーズ大好きだぜオーイエー」という感じ。アルバムは新しい順にさかのぼっています。といっても今週中に終わる予定ですが。


3月22日(木)

TSUTAYA(金町)

サニーデイ・サービス 『東京』 (R)
サニーデイ・サービス 『愛と笑いの夜』 (R)
サニーデイ・サービス 『サニーデイ・サービス』 (R)
もういいかげん店員に顔覚えられたな、と思う。向こうもいつも同じ顔ぶれだし。ついでにレシートに書いてあるから名前まで覚えてしまった。残りは1枚目の『若者たち』のみ。『東京』は傑作でした。逆にいうと他は……。


3月23日(金)

TSUTAYA(金町)

サニーデイ・サービス 『若者たち』 (R)
Yaiko 「Darling Darling」 (古)
今日はいつもの店員をワザワザ避けるという芸当をやってのけました。
サニーデイコンプリートはともかく、注目すべきは矢井田瞳でしょう! 彼女才能あります、絶対。


3月24日(土)

Book-off(北千住)

New Order "Republic" (古)
Teenage Fanclub "Grand Prix" (古)
たまたまブックオフのページをのぞいていたら北千住店なるものを発見。地図が載っていなかったので住所を頼りに探してみたら、そこはなんとTSUTAYAの3階……。資本主義社会の恐ろしさを目の当たりにし、なんだか嫌な気分になりました。でもちゃっかり買うべきものは買う(安かったので)。


3月29日(木)

ワカナ堂(金町)

little creatures 『FUTURE SHOCKING PINK』
TSUTAYA(金町)

pizzicato five 『antique 96』 (R)
Mogwai "Young Team" (R)
28日東京に行ったついでに試聴して気になっていたのを買う。その日は坂本龍一の新譜も聴いたけど、最後の「1919」のライブがすごかった。人の言をかりれば、「白目をむいて最高!」。私はあまりに興奮して涙が出そうになりました。なのでとりあえずレンタル候補に。


3月30日(金)

TSUTAYA(金町)

くるり 「ばらの花」 (古)
ちょっと高いが無理をする。


3月31日(土)

HMV(池袋・サンシャイン60通り店)

Mouse on Mars "Idiology"
最近傾向がずれてきた。タワー・レコードに入るとまず試聴するのが「CLUB RECOMMEND」のスペース。JOUJOUKAを今度見たら買ってしまうかもしれない。そのくらい気に入りました。ここら辺はくわしく知らない分、先入観なしで聴けます。ついでに「SNOOZER」と「COOKIE SCENE」という雑誌を購入。あと「bounce」をもらいに行く(タワー・レコードが出しているフリーペーパー。ペーパーといっても総ページ数は150近くにもなり、今や日本で一番読まれている音楽雑誌。これぞデフレ)。あ、マウス・オン・マーズは最高でした。今のところ今年ベストワンね。


文責:akiu

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